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2018 Rd.1 in 鈴鹿サーキット

2018年4月21日(土)~22日(日)21日(土) 天気:晴れ コース状況:ドライ 気温 23℃ 路面温度 33℃
22日(日) 天気:晴れ コース状況:ドライ 気温 26℃ 路面温度 40℃

国内最高峰、最速の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」。近年は、その高い競争レベルからF1を目指す若手ドライバーからも注目されている。「UOMO SUNOCO TEAM LEMANS」にもF1へのステップアップを目指しているピエトロ・フィッティパルディ選手が加入。8号車はベテランの大嶋和也が継続起用された。
フィッティパルディ選手はF1ならびにCART(現在のINDY)でそれぞれ2回チャンピオンを獲得したエマーソン・フィッティパルディの孫にあたる。
今季のスーパーフォーミュラでは、ヨコハマタイヤが全戦でドライ路面用タイヤの2スペック(ソフト&ミディアム)供給を実施することになっている。昨年も一部のレースが2スペック制だったが、チームの得意要素だっただけに期待も高まるところ。片岡龍也監督率いるUOMO SUNOCO TEAM LEMANSは、万全の態勢で決戦の場、鈴鹿サーキットにのり込んだ

Đủ điều kiện

7号車 ピエトロ・フィッティパルディ 選手

予選結果:19位(予選Q1ベストタイム:1'39.671)
レースウイークは季節外れの暑さとなった。予選Q1はミディアムタイヤでの出走が規則で決まっており、通過枠は19台中14台となる。初めてのスーパーフォーミュラの予選、フィッティパルディは3月の鈴鹿テスト参加時とは異なる温度条件に悩まされ、結果は19位。「テストの時のような競争力をこの条件では発揮できませんでした」と苦闘を振り返りつつ、「でも、決勝は長い」と、翌日の挽回を期す。

Xe số 8 Kazuya Oshima

予選結果:16位(予選Q1ベストタイム:1'38.941)
大嶋もフィッティパルディ同様、予選Q1は厳しい戦況に。セッション終盤にはタイムと順位を上げて光明も見えたが、16位にとどまった。「速くなるのが(タイミング的に)遅かった、という感じです」。後方からの発進にはなるが、持ち前の“決勝力”で追い上げを目指す。

cuối cùng

7号車 ピエトロ・フィッティパルディ 選手

決勝結果:16位(所要時間:1時間30分57秒304、ベストラップ:1'44.944)
決勝日もコンディションはドライ。決勝レースではソフトとミディアム両方のタイヤを使って走るのが今シーズンの原則ということになる。開幕戦は通常より50km長い300kmというレース距離、暑いコンディションも鑑みつつ、ピット戦略をうまく機能させなければならない。フィッティパルディはミディアムタイヤ装着でスタートし、日本での初レースを戦った。しかし20周目に右リヤタイヤにトラブルが襲い、ピットまでスロー走行を強いられる無念の展開に。
1周遅れとなってしまったが、粘り強く走り抜き、初戦を16位でフィニッシュした。なお、米国最高峰のインディカー・シリーズにも参戦しているフィッティパルディはスーパーフォーミュラ第2戦と第3戦は欠場予定で、この2レースではフランス出身の実力派ドライバー、トム・ディルマンがUOMO SUNOCO TEAM LEMANSの7号車を駆ることになる。

Xe số 8 Kazuya Oshima

決勝結果:15位(所要時間:1時間30分54秒702、ベストラップ:1'44.429)
大嶋はソフトタイヤ装着でスタート。1周目にふたつポジションを下げて18番手となるが、6周目に37号車、14周目に50号車と、ライバルをパスしていく。ソフトでのマシンフィーリングは良く、これはこのレースに限らず、シーズン全体を考えてもポジティブな兆候だ。他車のピットイン等もあり見た目、8番手まで上がった20周目に大嶋はピットイン、後半スティントはミディアムタイヤでの走行となる。ミディアムではなかなか思うようなペースでは走れなかったが、リタイア車などがあり、大嶋は最終的に15位で開幕戦のゴールを迎えた。

Ý kiến của các cầu thủ và huấn luyện viên

ピエトロ・フィッティパルディ 選手

「残念ながら、ペースに苦しむレースウイークに終始してしまいましたね。決勝では右リヤのタイヤがパンク状態になる不運もありました。いろいろな戦略が絡み合うレース展開で、もし理想通りに戦うことができていれば12〜13位あたりには進出できていたかもしれません。次の自分の参戦は7月の富士戦になりますが、開幕前のテストでいい結果も残せているコースです。もっと前進できるよう、頑張ります。」

大嶋和也 選手

「ソフトタイヤでのペースが落ちなかったことはポジティブな材料だと思いますが、課題の多い開幕戦でした。今年のルールを考えた場合、ミディアムでの速さがないと予選でQ1を突破するのに苦労することになりますからね。今後に向けて、やるべきことは本当に多いです。次のオートポリスは昨年3位になったコースで、もともと得意コースでもあります。まず予選で前にいけるよう、チームと努力していきます。」

片岡龍也 監督

「新たなドライバーを迎え、新しいスポンサー様も迎えてマシンのカラーリングも一新し、チームの中身にも新しいところを加えての新シーズン開幕戦でしたが、金曜日の練習走行の走り出しから流れをつかめないままの展開になってしまい、「悔しい」のひとことです。ただ、大嶋のソフトでのペースが良かったことは明るい材料です。今季は全戦でソフトを使うわけですから、そこは活かしていきたいですね。もちろん、ミディアムでのペースアップも重要ですし、今回の状況をしっかり解析し、この苦戦をバネにもして、次への準備をしていきます。厳しい初戦ではありましたが、もちろん我々は決してあきらめることなく、全力で戦い続けます。今季も応援、よろしくお願いいたします。」

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