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2018 Rd.3 in スポーツランドSUGO

2018年5月26日(土)~27日(日)26日(土) 天気:晴れ コース状況:ドライ 気温:24℃ 路面温度:41℃
27日(日) 天気:晴れ コース状況:ドライ 気温:24℃ 路面温度:41℃

全日本スーパーフォーミュラ選手権は早くも今季3戦目。2週前の九州オートポリスから、東北のスポーツランドSUGOへと舞台を移した。前戦は荒天により決勝レース中止となってしまったが、今回のレースウイークは好コンディションが予想されているなかでの戦いとなる。UOMO SUNOCO TEAM LEMANSにとって目下の最大課題は、今季2種類あるドライ路面用タイヤの硬い方、ミディアムでのスピードだ。この課題をクリアしないと、ミディアム使用限定の予選Q1突破に困難がつきまとう。上位グリッド進出の第一歩として、そこが重要になる。SUGOでの当該カテゴリー優勝経験をもつ大嶋和也と、参戦2戦目、決勝デビュー戦になるトム・ディルマンのコンビが東北決戦に挑む。

Đủ điều kiện

7号車 トム・ディルマン選手

予選結果:18位(予選Q1ベストタイム:1分07秒239)
好天の予選日。SUGOを走るのは今回のレースウイークが初めてのディルマンは、Q1最初のアタックで1分07秒239を記録。
2回目の走行でタイムアップを狙ったが、マシントラブルが発生してコースを離れ、赤旗中断。予選18位に甘んじた。

8号車 大嶋和也選手

予選結果:15位(予選Q1ベストタイム:1分05秒920)
大嶋はQ1最初のランで1分06秒626をマークして16番手。そして2回目のランでは1分05秒920、タイムが出た時点では3番手に。赤旗中断の段階で順位は10番手。しかし走行再開後の短い時間の混戦下でタイムアップを果たせず、最終的には予選15位となった。

cuối cùng

7号車  トム・ディルマン選手

決勝結果:4位(所要時間:1時間26分44秒358、ベストラップ:1分07秒960)
決勝日もSUGOはドライコンディション。250kmの決勝レースではソフトとミディアム、両方のタイヤを使って走らなければならない。 ディルマンはスタートタイヤにミディアムを選択し、18番グリッドから実質デビュー戦のスタートを切った。そして1周目に16番手へ浮上。 ソフトを履くライバルたちに反撃され、ポジションは2つ下がるが、これは仕方がないところ。ディルマンは7周終了で予定通りにピットへ。 ここで給油とソフトへのタイヤ交換をしてゴールまで走り切る、これが今回、チームが後方からの上昇を実現するために選んだ戦略だ。チームが得意とするソフトで長く走り、さらにはSUGOで多いセーフティカー導入に対しても有利に働く可能性が高いと見込んでの判断。そして実際、16周目にアクシデントが発生し、セーフティカーが導入されることに。これでディルマンにとっては一気に流れが向く。他車がピットインするたびに順位が上がる展開となり、さらにそれだけでなく、ディルマンは速いペースで走って、コース上でライバルを 何台かオーバーテイクしてポジションを稼いだ。表彰台一歩手前の4位まで上昇、都合14台抜きの快走デビュー戦で大いに魅せた。

8号車 大嶋和也選手

決勝結果:15位(所要時間: 1時間27分13秒987=67周回完了、ベストラップ:1分08秒634)
大嶋もディルマンとほぼ同じ戦略でレースに臨んだ。1周目に順位を上げていたのも同じ。そして10周目にピットストップをこなしたが、セーフティカーのタイミングがあまりにも不運だった。1周の短さが災いし、周回遅れ確定の状況に。上位進出の可能性は絶たれてしまう。やむを得ず、データ取り主眼へと移行、ピットレーンを通って単独走行できる場所へ。結果は15位だが、大嶋は貴重な糧を持ち帰った。

Ý kiến của các cầu thủ và huấn luyện viên

トム・ディルマン選手

予選でトラブルが出て後方に沈んでしまい、フラストレーションもありましたが、決勝日の朝の走行でマシンにはいい感触をもっていました。そしてレースではチームが素晴らしい戦略で私を走らせてくれました。ソフトタイヤで61周を走ったわけですが、正しい作戦判断でしたね。ペースも良く、マシンはコンペティティブで、コース上でオーバーテイクが何度もできました。素晴らしい初レースだったと思います。

片岡龍也監督

ディルマンがスーパーフォーミュラの実質デビュー戦で4位入賞、それも18番グリッドからの挽回を果たしたことは素直に嬉しく思います。後方スタートでしたから、セーフティカーが出やすいコースであることも含めて早めに仕掛けていくべきというのがチームの作戦判断でした。その戦略はうまく機能しました。ただ、一方で大嶋が不運な展開に遭遇してしまったことは、チームとして本当に残念だと感じています。今回の決勝でのペースは2台ともライバルたちに遜色ないレベルにありました。これをベースにして、次に向けて進んでいきたいと思います。

<大嶋選手のレース状況についての補足>

10周目にピットストップを終えていた大嶋選手は、1周が短いコースのため、まだピットに入っていない上位陣に対しては見た目上の1ラップダウンの状態にありました。そこでセーフティカー導入となり、隊列走行のなかで2番手と3番手のマシンの間に位置することに。こうなると周回遅れ確定、リスタート後には他のマシンたちにも前を譲らなければならなくなります。それならば、クリーンに走れるところで今後のためのデータ取り主眼の作戦に切りかえた方がいいという判断で、大嶋選手にはピットレーンをスルーしてもらうことになりました。本来なら、ディルマン選手同様に上位進出が期待できたはずの戦況でしたが、大嶋選手にとっては不運な展開になってしまいました。

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