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2019 SUPER FORMULA 第3戦 スポーツランドSUGO
2019年6月22日(土)~23(日)予選 22日(土) 天気:曇り時々雨 コース状況:ドライ 気温:23℃ 路面:24℃
決勝 23日(日) 天気:晴れ/曇り コース状況:ドライ 気温:24℃ 路面:33℃
日本全国のサーキットをまわり争われる「全日本スーパーフォーミュラ選手権」、第3戦は東北地方へと転戦し、宮城県のスポーツランドSUGOを舞台に開催される。ここではスーパーフォーミュラの場合、ラップタイムが1分少々というところで、短いコース全長のなかにチャレンジングなセクションも多いだけに波乱度の高い舞台だ。大嶋和也選手にとっては、このカテゴリーで優勝した実績もあるコース。前戦・九州オートポリスでの3位表彰台に続くグッドリザルトを狙っていきたい。
そして、まだ本領を発揮しきれていない大物新人アーテム・マルケロフ選手も、欧州の上級フォーミュラレースで培った高い実力を示して大きく前進したい局面となる。今回は予選Q1がコース混雑等を考慮して2グループ分割で実施される形式に。同じチームの2台は別の組に入る規則で、抽選の結果、マルケロフ選手がA組、大嶋選手がB組に入った。
予 選
#7 アーテム・マルケロフ選手
予選結果:20位 (予選Q1ベストタイム:1分06秒884)
梅雨時とあって天候微妙な週末だが、土曜日午前のフリー走行は晴れ間もあるなか、ほぼ完全ドライといえるタイム水準でのセッション推移だった。そして午後の予選時も弱めの雨が降ったり止んだりを繰り返しはするが、実質的な路面状態としてはドライが続く。Q1はマルケロフ選手が入ったA組が先に走る。Q2への進出枠はQ1各組の上位6位まで。初めて走るSUGOでの予選本番、マルケロフ選手は1分07秒024、1分06秒884とタイムを詰めていくが、A組10位でQ1突破ならず。予選総合順位は20位となった。
#8 大嶋和也選手
予選結果:12位 (予選Q2ベストタイム:1分04秒936)
予選Q1のB組で走った大嶋は1分05秒649をミディアムタイヤでマークし、5位でQ2進出を決めた。Q2からは通常の1グループ制で、ソフトタイヤの使用も解禁される。12台のマシンが最終Q3への8つの進出枠を争うなか、大嶋選手はソフトで1分04秒936という自己ベストタイムを刻む。しかしライバルたちも速く、Q3進出ラインには0.3秒ほど届かず、予選順位は12位に。決勝では、前戦のような中団グリッドから追い上げて表彰台登壇というストーリーの再現を目指すこととなった。
cuối cùng
#7 アーテム・マルケロフ選手
決勝結果: 16位 (所要時間:1時間27分49秒405=67周消化、ベストタイム:1分09秒161)
レース時の天候は晴れ/曇りで、路面はドライ。マルケロフ選手はミディアムをスタートタイヤに選択する戦略で、20番グリッドから自身初のSUGO戦決勝に臨んだ。ドライ時にはミディアムとソフトの両方を使うルール的義務が生じるが、早めのピットインで義務消化するマシンが多く、マルケロフ選手のポジションは一時9番手まで上がる。そして自身も序盤の10周目にピットインして、ソフトへのタイヤ交換と給油を実施。その後、思うようにはペースが上がってこないマルケロフ選手は19〜20番手の走行が続き、コース全長の短い舞台ということもあり、首位にはラップダウンされてしまう展開に。終盤にセーフティカー導入も2度あるなどしたなかで完走を果たすが、16位に留まる。
#8 大嶋和也選手
決勝結果:17位 (所要時間:1時間27分57秒265 =67周消化、ベストタイム:1分08秒854)
大嶋選手もスタートタイヤはミディアム。レース序盤からピットインするマシンが多く、見た目のポジションが上がっていく。そして9周終了時、9番手の位置からピットへ。ソフトに履きかえて給油も済ませ、あとはゴールまで走り切るプランである。ピットアウト後は17番手、前半ピット組のなかでは10番手というポジションでの走行が続く。セーフティカー出動となる可能性も高いSUGO戦、この日も終盤に2度それがありはしたが、展開的に大嶋選手に有利には働かなかった。ペース的にも厳しい流れとなり、大嶋選手もラップダウンでの17位完走という結果に甘んじる。表彰台獲得の次戦でも苦戦に転じる可能性があるのは、ハイレベルな接戦のスーパーフォーミュラならではの状況。このカテゴリーの難しさに直面する格好となったが、レース直後から大嶋選手は阿部エンジニア、森藤エンジニアやマルケロフ選手、片岡監督らと早速の解析作業に着手。逆襲に視線を向けている。
選手・監督のコメント
アーテム・マルケロフ選手のコメント
とても残念なレースでした。マシンバランスを向上させようとチームと一緒に懸命に努力し続けましたが、予選、そして決勝も残念な展開に終始してしまいました。決勝では他車と接近した状況でのペース維持に苦労しました。次戦以降に向けて我々はマシンバランスのさらなる改善に取り組んでいかなければ、と感じています。
大嶋和也選手のコメント
今週は金曜の練習走行からフィーリングがあまり良くなかったですね。タイヤの面でもこれまではチーム的にソフトにマシンが合っている傾向が強かったのですが、今回に関しては逆で、ミディアムの方が感触が良かったりしました。どういう状況だったのか、今(レース直後)もいろいろと皆で分析しているところです。ただ、ミディアムが良くて予選Q1をしっかり通れたのはポジティブな材料ですし、今季のマシンでは既に一度(前戦オートポリスで)速い状態も知っていますからね。このチームにはレベルの高いエンジニアたちがいて、一緒に戦ってくれていますので、次の富士戦以降に向けてまたマシンを良くしていけるよう頑張ります
片岡龍也監督のコメント
前戦では表彰台を獲得しましたが、今回のレースウイークでは、我々がこのカテゴリーで安定的に上位で戦うにはまだ力不足な面があることが示されたと思います。オートポリスとSUGOではまったく世界観が違ってしまったくらいで、これがスーパーフォーミュラの難しさではありますが、正直、それにしても、という苦戦でした。この経験をバネにして次戦以降再び上位で戦うためにも、何が今回の問題だったのかを洗い出して解析し、解決していくことが重要です。それに全力で取り組みます。それができていないと、仮に次に好成績が出せたとしても、たまたま、ということになってしまいますからね。チーム力をさらに上げるために、努力を続けていきます。